FX優位性(エッジ)の見つけ方とは?優位性のある手法の作り方・検証方法も解説

FXをしていると優位性(エッジ)というワードを耳にする機会が多くあります。FXの優位性について下記のような疑問を持っている方も多いでしょう。

  • そもそも優位性って何?
  • 優位性はどうやって見つけたらいい?
  • 優位性のあるFXトレード手法を作る方法が知りたい

FX取引、誰もがその魅力に引き寄せられる一方で、潜在的なリスクも存分に秘めています。

しかし、成功の鍵はこの複雑な織り成す市場の中に潜む「優位性(エッジ)」を見つけ、利用することにあります。

本記事では、優位性があるトレード手法の構築、そしてその検証方法について解説します。

優位性を探すための目と耳となるツールを手に入れ、市場の音色に合わせてダンスを踊るようなトレーダーになりましょう。

一緒に旅を始めましょう、あなたのトレーディング成功の旅を。

目次

FXの優位性(エッジ)とは

FXの優位性とは、結果や手法が他のトレーダーに比べて優れていることです。優位性はエッジと呼ばれることもあります。

FXであれば、下記のような点で他のトレーダーより優れていると優位性があると言えます。

  • トレード手法が他のトレーダーよりも優れている
  • 勝率が他のトレーダーよりも優れている
  • FX中のメンタル状態が他のトレーダーよりも優れている

FXは優位性があるトレーダーが儲けて、優位性がないトレーダーが損をします。

また、優位性は比較して使われる言葉であるため、優位性があるからと言って負けないわけではありません。

たとえば、FXにおいて勝率が40%と60%のトレーダーがいるとします。この2人を比較した場合、下記のようなことが言えるでしょう。

  • 勝率60%のトレーダーは優位性がある
  • 勝率40%のトレーダーは優位性がない

それでは、勝率60%と勝率70%のトレーダーではどうでしょうか?

  • 勝率60%のトレーダーは優位性がない
  • 勝率70%のトレーダーは優位性がある

同じ勝率60%でも、比較する相手によって優位性の有無は変わります。FXで優位性を意識する場合は比較する対象も重要です。

基本的には個人で比較して優位性の有無を判断するのではなく、相場全体や市場参加者全員と比較して優位性を判断します。

FXで優位性を求めるならトータルで勝てるトレーダーを目指しましょう。

そのためには、トレード手法、メンタル、勝率のあらゆる点で優位性を持つ必要があります。

優位性(エッジ)の見つけ方

FXで大切なのは、トレード手法で優位性を持つことです。トレードで優位性を見つけることができれば、トータルで勝てるトレーダーになります。

ここでは、トレード手法で優位性を見つける方法を下記の順番で解説します。

  1. テクニカル分析でトレード手法の優位性を見つける
  2. ファンダメンタルズ分析でトレード手法の優位性を見つける
  3. 優位性のあるトレーダーから見つける
  4. FXの書籍やセミナーから見つける

テクニカル分析でトレード手法の優位性を見つける

トレード手法の優位性を見つけるためにはテクニカル分析が必要です。

テクニカル分析では、インジケーターと呼ばれるプログラムでチャート分析をおこなって今後の値動きを予想します。

テクニカル分析によって導き出される手法がトレード手法です。

そして、多くのトレーダーがテクニカル分析の結果からエントリー・決済ポイントを探しています。

トレード手法で優位性を持つためには、テクニカル分析のスキルを磨いて勝てる手法を見つけなければなりません。

テクニカル分析には、複数のインジケーターを組み合わせると無数の方法があります。書籍やネットで公開されているトレード手法はほんの一部です。

そして、公開されているトレード手法は多くの人が参考にしているため、そのままコピーするだけでは優位性を持つことはできません。

公開されているトレード手法を参考にしながら、独自の分析手法を掛け合わせることが優位性を持つために必要なことだと言えるでしょう。

ファンダメンタルズ分析でトレード手法の優位性を見つける

優位性を見つけるためには、ファンダメンタルズ分析も重要です。

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標発表やFX市場に影響を与える世界情勢などを材料に相場分析をおこなう方法になります。

テクニカル分析と同様、ファンダメンタルズ分析の結果もエントリー・決済の根拠とします。

テクニカル分析は、過去から現在の値動きをもとに将来の値動きを予想する手法です。そのため、現在~未来の相場については考慮されていません。

どれだけ精度の高いテクニカル分析でも、予想外の経済イベントが発生すると効果がなくなります。

そんなテクニカル分析の弱点を補完するのがファンダメンタルズ分析です。

ファンダメンタルズ分析を活用することは、テクニカル分析に優位性を持たせることになります。

テクニカル分析の精度が向上すると、自然とトレード手法の優位性にもつながるでしょう。

トレード手法の優位性を見つけるためには、ファンダメンタルズ分析を理解することが大切です。

優位性のあるトレーダーから見つける

優位性は、安定して勝っているプロのトレーダーから見つけられる場合もあります。

その理由は、勝てているトレーダーは優位性のあるトレードをおこなって結果を出しているためです。

公開しているトレード手法や普段の過ごし方から優位性を見つけられる可能性があります。

ただし、自分で見つけた優位性を他人に知られたくないと考えるプロのトレーダーも多いです。

そのため、プロのトレーダーが公開している情報がすべて事実とは限らないケースもあります。あくまでも参考程度にしましょう。

FXの書籍やセミナーから見つける

優位性は、FXの書籍やセミナーでも見つけることができます。

たとえば、普段からFXの書籍を読んでいるトレーダーと、FXの書籍を読んだことがないトレーダーでは、FXの知識において書籍を読んでいるトレーダーに優位性があると言えるでしょう。

さらには、書籍で得たFXの知識をトレード手法に活かすことで、書籍を読んでいないトレーダーよりもトレードの可能性を広げることができます。

書籍やセミナーで得られる知識の中には、ネットで公開されていないものも少なくありません。

書籍やセミナーで1つずつ知識を増やしていくことは、トレード手法に優位性を見つけるための参考になります。

優位性のあるFXトレード手法とは

優勢性のあるFXトレード手法とは、トータルで利益を出せる手法のことです。優位性は相対的に決まるため明確な基準はありません。

しかし、勝てるトレーダーには優位性があるため、下記の条件を満たすトレード手法は優位性があります。

  1. 勝率が60%を超える
  2. トータルの損益がプラスになる
  3. リスクが小さい

それぞれの優位性について詳しく解説します。

勝率が60%を超える

FXにおいて勝率が60%以上あれば、優位性のあるトレード手法と言えます。FXは価格が上がるか下がるかを予想する投資です。

分析せずに取引をおこなう場合の単純な勝率は50%になります。

しかし、FXにおいて50%の勝率は引き分けではなく負けを意味します。

なぜなら、FXにはスプレッドがかかるため、勝率が50%でもスプレッドのコストは増え続けるためです。

スプレッドを考慮すると、FXで勝つためには勝率60%以上は必要になります。分析をせず、ギャンブル的な取引だけで勝率60%以上はキープできません。

勝率60%に到達するためにはテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析など、優位性のあるトレードをおこなう必要があります。

トータルの損益がプラスになる

優位性があるトレード手法とは、トータルの損益がプラスになる手法です。

負けが続いてもトータルで利益が出ていたら優位性のあるトレード手法と言えます。

反対に勝率が高くても、トータルで損失が出ていると優位性があるとは言えません。

ここでポイントになるのは、トータルが表わす取引期間です。「1カ月」や「1年」単位で利益が出ていれば優位性があるトレード手法になります。

プロのトレーダーでも毎日勝ち続けることはできません。そのため、1日や1週間程度の損失は許容範囲です。

しかし、1カ月や1年単位で損失が出ていると、損失を取り返すことは難しくなります。

長期的に負けているトレード手法は相場にマッチしているとは言えないため、トレード手法の見直しが必要です。

リスクが小さい

リスクが小さいトレード手法には優位性があります。

なぜなら、大きく負けることがないため、これまで積み上げてきた利益を1回のトレードで失うリスクがないためです。

勝率が高く利益が出せるトレード手法でも、1回の負けでロスカットするような取引手法に優位性があるとは言えません。

リスクが小さいトレード手法とは下記のような手法です。

  • 損切りを徹底する
  • 取引量を増やしすぎない
  • 資金量にあった取引をおこなう

FXの怖いところは再起できないほどの損失を被ることです。

そのため、負けても大きな損失が発生しないようにリスク対策する必要があります。

優位性のあるトレード手法を作る場合はリスク対策を徹底しましょう。

優位性のあるFXトレード手法の必要性

FXトレードでは優位性が必要です。FXトレード手法を作る必要があるのは下記のような理由が挙げられます。

  1. 勝つために必要
  2. 他のトレーダーと差をつけるために必要
  3. スキルアップに必要

勝つために必要

トレード手法で優位性を持つことはFXで勝つために欠かせません。

なぜなら、トレード手法で優位性を持つことができれば、優位性のあるトレーダーになれるためです。

たとえば、優位性のあるトレード手法を見つけて安定的に利益が出せるようになると、下記の点でも自然と優位性を持てるようになります。

  • 勝率
  • 損益
  • 相場分析スキル
  • メンタル

「メンタルはトレード手法の優位性と関係ないのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、トレード手法に優位性を持ち、勝率が上がると気持ちに余裕が生まれます。

勝率が上がって資金が増えてくると、さらにリラックスした状態で取引できるようになります。

その結果、小さなことでは気持ちが振り回されなくなり、メンタル面でも優位性を持てるようになるのです。

優位性のあるトレード手法を見つけて利益を出せるトレーダーを目指しましょう。

他のトレーダーと差をつけるために必要

優位性のあるトレード手法は、他のトレーダーと差をつけるために必要となります。

なぜなら、FXの投資対象となる通貨の値動きはトレーダーの意思が反映されているためです。

たとえば、トレーダーの買い注文が増えると価格は上がり、トレーダーの売り注文が増えると価格は下がります。

実際には、価格上昇に気付いたころには、価格の反転を狙うトレーダーによる売り注文が増えているものです。

FXは、他のトレーダーの動きに追随しているようでは勝てません。

多くのトレーダーは、他のトレーダーの動きに追随して取引をしています。

本人が意識してなくても、ローソク足の動きを見て注文することも結果としては他のトレーダーの動きを追随しているのと同じです。

勝てるトレーダーになるためには、下記のように他のトレーダーとは違った動きをしなければなりません。

  • 上昇トレンドの発生を早く察知して買い注文を入れる
  • トレンドの反転を早く察知して反対注文を入れる

このような動きを実現するためにも優位性のあるトレード手法が必要です。

トレード手法に優位性があれば、相場の変化にいち早く気付いて対応できます。

スキルアップに必要

優位性のあるトレード手法は、スキルアップにも欠かせません。

なぜなら、優位性のあるトレード手法には、テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析などの高度な相場分析の結果が含まれているためです。

さらに、優位性のあるトレード手法には他のトレーダーが持っていないロジックも含まれています。

そして、相場は常に変化しています。相場の動きに応じてトレード手法もアップデートしなければなりません。

トレード手法の優位性を保つためには、FXの知識・技術を常に高める必要があり、その過程でスキルアップができます。

トレード手法にこだわらなければ、FXの知識・技術が向上することもありません。

スキルアップをするためには、優位性のあるFXトレード手法を作ることが重要です。

自分の手法に優位性があるか検証する方法

優位性のあるトレード手法を作るためには検証が必要です。

自分のトレード手法に優位性があるかどうかを検証する方法について下記の順番で紹介します。

  1. 検証するトレード手法をまとめておく
  2. 詳細レポート
  3. デモトレード、少額トレードで検証

検証するトレード手法をまとめておく

優位性の検証をする場合は、事前にトレード手法をまとめておきましょう。

トレード手法をまとめておかないと検証対象が不明確となり、検証結果だけで優位性があるかどうかの判断ができないためです。

検証するトレード手法の項目は下記を参考にしてください。

  • トレード日時
  • 通貨ペア
  • レバレッジ
  • 取引量(ロット数)
  • 売買ルール
  • 1回あたりの損益
  • 過去の損益
  • 勝率
  • エントリーの根拠

優位性のあるトレード手法を作るためには、上記の項目のうち損益や勝率を上げる必要があります。

そのため、最初は損益や勝率を確認しましょう。

トータルの損益で利益が出ており、勝率も安定して60%以上あれば優位性があるため、大きくルールを変える必要はありません。

優位性がない損益や勝率の場合、トレード手法のどこを見直していくか検証で探していきます。

特に売買ルールやエントリーの根拠は重要ポイントで、これらが相場にマッチしていないと他を改善しても優位性のあるトレード手法は作れません。

詳細レポートで検証

過去から現在のトレード手法に優位性があるかどうかを確認する方法は、MT4/MT5に搭載されているレポート機能が便利です。

レポート機能を使うことで、過去から現在までの勝率・損益などを調べることができます。

MT4/MT5のレポート機能は下記の手順でダウンロードできます。

  1. MT4/MT5を起動
  2. ターミナルにある口座履歴を選択
  3. 口座履歴で右クリック
  4. 期間のカスタム設定でダウンロードするレポートの期間を選択
  5. レポートをダウンロード

詳細レポートには、トレード総数をはじめ、期間中の総利益や総損失などが記載されています。

特に注目したいのは、「損益比率」という項目です。

損益比率とは、総利益を総損失で割った数字で1を超えていれば、トータルで利益が出ていることになります。

レポートは、さまざまな期間でダウンロードして検証することをおすすめします。

特に長期レポートは、優位性を検証する上で重要になるため、1カ月や1年間の長期レポートも検証しましょう。

デモトレード、少額トレードで検証

トレード手法がリアルタイムの相場に対して優位性があるかどうかを検証する場合は、デモトレードや少額トレードをおすすめします。

詳細レポートの検証結果が問題なくても、トレード手法が今の相場に合っていないと意味がありません。

詳細レポートの検証結果をもとにデモトレードや少額トレードをおこない、結果がよければリアルタイムに優位性のあるトレード手法と言えるでしょう。

ちなみに、デモトレードとは、練習用の口座(デモ口座)でおこなうトレードです。

自分の資金を使わず、仮想のお金を使って取引できるメリットがあります。

トレード手法をデモトレードで実践し、利益を出すことができれば少額トレードに挑戦しましょう。

少額トレードでは、1,000円~10,000円ほどの資金で取引をおこないます。

また、口座開設ボーナスがある海外FX業者を利用すると、ボーナスを元手に少額トレードをおこなうことも可能です。

中には、ボーナスだけで取引ができる業者もあります。

少額でも安定した利益を出すことができれば、優位性のあるトレード手法です。

検証ができたあとは、少しずつ取引資金や取引量を増やして大きな利益を狙いましょう。

優位性のあるFXトレード手法の作り方

優位性のあるFXトレード手法を作るためには、1つ1つのトレードルールに優位性を持たせる必要があります。

ここでは、優位性のあるFXトレード手法の作り方を下記の順番で紹介します。

  1. トレードスタイルに優位性を持たせる
  2. 優位性の高い通貨ペアを選ぶ
  3. 優位性のある決済ルールを見つける
  4. プライスアクションで優位性を作る
  5. 複数のインジケーターを組み合わせて分析する

トレードスタイルに優位性を持たせる

優位性のあるFXトレード手法を作るためには、トレードスタイルに優位性を持たせましょう。

「優位性を持たせる」とは、トレードスタイルごとのエントリー・決済の最適なタイミングを根拠に基づいて見つけることです。

たとえば、トレードスタイルの1つであるスキャルピングは数秒から数十分ほどの間隔で取引をします。

何となくスキャルピングをしているだけでは、他のトレーダーがおこなっているスキャルピングに対して優位性があるとは言えません。

しかし、1分足や5分足などの短期足を分析し、テクニカル分析のサインが出たタイミングでエントリーするなど、独自で分析して取引をしていると優位性が出てきます。

もちろん、分析しても勝てないと優位性があるとは言えません。

しかし、分析を続けて検証をおこなうことで自分だけの勝てる取引手法が作られていきます。

取引ごとに分析や検証をおこない、トレードスタイルに優位性を持たせていきましょう。

優位性の高い通貨ペアを選ぶ

優位性のあるFXトレード手法を作るためには、優位性の高い通貨ペアを選びましょう。

優位性の高い通貨ペアとは、他に比べて勝ちやすい通貨ペアのことです。

特に下記のような通貨ペアは優位性が高いと言えます。

  • ユーロ/ドル
  • ドル/円
  • ポンド/ドル

メジャー通貨ペアは、マイナー通貨ペアに比べて優位性が高いです。

なぜなら、取引量が多く大口トレーダーや機関投資家の影響を受けにくいため、価格介入が少なくトレーダーの実力が結果に反映されやすいためです。

FXトレード手法はメジャー通貨ペアをベースにしましょう。

優位性のある決済ルールを見つける

FXトレード手法を作る場合は、優位性のある決済ルールを見つけましょう。決済ルールとは、利食いや損切りのタイミングや値幅のことです。

たとえば、「利食い10pips、損切り5pips」のように、取引ごとに指値注文や逆指値注文を入れて指定のレートに達したら決済させるようにします。

決済ルールに優位性を持たせるためには検証が必要です。

特に利食いのタイミングは重要で、利食いの決済ポイントを小さく見積もると利益が小さくなり、決済ポイントを大きく見積もると利確ラインに達さず利益のとりこぼしが発生します。

利食いや損切りのタイミングは、通貨ペアや相場によって変わるため一概には言えません。

テクニカル分析をおこない、検証を繰り返して優位性のある決済ルールを作っていく必要があります。

また、利食いや損切りについて共通して言えるのは、利食い幅は損切り幅の1.5倍~2.0倍に設定することです。(=リスクリワードレシオ

利食い幅よりも損切り幅が大きいと、勝っても利益が少ないため、1回の負けで大きな損失が発生します。

優位性のある決済ルールは、損小利大を前提に見つけていきましょう。

プライスアクションで優位性を作る

他のトレーダーよりも勝率が高いFXトレード手法を作るためには、優位性のあるプライスアクションを探しましょう。

プライスアクションとは、ローソク足の動きをもとに相場分析する手法のことです。

プライスアクションそのものはダマシが多く分析の精度が高いとは言えません。

しかし、簡単にできることやサインの種類が多いことからプライスアクションのみでエントリーや決済しているトレーダーもいます。

プライスアクションはテクニカル分析に付加することで、優位性のあるトレード手法を作ることができます。

なぜなら、2つを組み合わせることで、プライスアクションとテクニカル分析の弱点を交互に補うことができるためです。

プライスアクションは即効性に優れているメリットとダマシが多いデメリットがあります。

テクニカル分析は分析精度が高いメリットと過去から現在の値動きをもとに分析しているため、プライスアクションに比べて即効性がないデメリットがあります。

それぞれを組み合わせると、テクニカル分析とプライスアクションでダマシ対策をしながらサインをいち早く察知することが可能です。

単独で使うよりもトレードに優位性がでます。

複数のインジケーターを組み合わせて分析する

優位性のあるFXトレード手法を作るためには、複数のインジケーターを組み合わせてテクニカル分析をおこないましょう。

他のトレーダーよりも優位性の高いトレードをするなら、テクニカル分析で差をつける必要があります。

なぜなら、テクニカル分析は複数のインジケーターを組み合わせることで、他のトレードルールに比べて差別化しやすいためです。

インジケーター単体で見ると、大きな優位性があるわけではありません。

どのインジケーターにもダマシは存在しているため、インジケーターのサインだけで取引すると負ける場合があります。

しかし、複数のインジケーターを組み合わせると、ダマシを減らして勝てる可能性を高めることが可能です。

もちろん、ダマシが減る一方で、エントリーのタイミングが遅れて利益が減ってしまうデメリットもあります。

それでも、組み合わせ次第ではダマシがほとんどなくサインが早く出るようなケースもあるでしょう。

書籍やセミナーでも勝てるトレード手法で紹介されるのは、インジケーターを使ったテクニカル分析が中心です。

それだけテクニカル分析がFXトレードに与える影響は大きいと言えます。

まずは書籍やセミナーで公開されているテクニカル分析を参考にしながら、自分でもさまざまなインジケーターを組み合わせて勝てる手法を見つけましょう。

そうすることで優位性のあるトレード手法を作ることにつながります。

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